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モンゴル帝国期の北東アジア 単行本 – 2016/3/3

5.0 5つ星のうち5.0 1個の評価

◎新資料の発掘・分析を通じて、モンゴル・高麗・日本三国間の政治的・文化的交流を明らかにする
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 汲古書院 (2016/3/3)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2016/3/3
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 350ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4762965669
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4762965661
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 1個の評価

カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2017年11月12日に日本でレビュー済み
なんで「韓国人が、日本語でモンゴル研究書なの」とお思いになるかも知れません。

著者はモンゴル研究の第一人者ですが、本書によると、

「モンゴル研究は、中国でも韓国でも盛んである。しかし、中国と韓国は自国の資料のみ採用しているのに対し、日本の研究者は中国や韓国の資料も採用している」とあり、まずは嬉しいひと言。モンゴルを研究するには、日本の大学院の方が良いと判断して京都大学に留学したのでしょう。

これまで「モンゴル史」というと政治史が中心であったが、もっと研究は多様な領域分野に拡大しているそうです。そうした研究者の指針になればという思いが著者にはあります。

大量の漢文資料が発見されたことにより、モンゴル研究も進んでいるそうです。

第一部 モンゴル・高麗・日本に関する新しい古文書資料

第二部 高麗人と元の文人との交流

第三部 日本遠征の指揮官

終章  今後の課題

という構成になっています。

余談ですが、モンゴル研究は大変です。多くを中国に残された漢字による資料を根拠とするため、モンゴル語のみならず中国語も読めないと。著者は日本語でこの研究書も出版している。この方、どこまですごいのだろうと敬服します。

著者は、朝鮮半島のことを「韓半島」と表記しております。韓国においては、誰も朝鮮半島と言わず、「韓半島」と言っております。韓国に行ったら、朝鮮半島と言ってはいけません。